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SOUL CAST

思うままにはならぬ世の中

息白く 昴をネックレスのようと言い

ネックレスのようにキラキラと光る星がある!とずっと言い続けていた母。

指差す方向を追ってみても、私には見えなかった。

母が乱視なのだと思っていた。

たまたま一緒にみていた番組で、天文学者の先生が冬の空に固まって光る星が

「昴」だと行っていた。冬の季語だとも。

それを聞いて、ますます母は煩く「昴!昴!」と騒ぐようになった。

ずっと不思議だったんだな。